【市場分析】欧州株は上昇、利回り上昇とSKハイニックスの低調な業績を受けテック株は出遅れ
欧州株はテクノロジー株の弱さと利回りの高止まりにもかかわらず小幅高となった。一方、英国の住宅建設株は住宅政策を好感して上昇し、米株価指数先物は下落した。
速報の内容
欧州株式市場(STOXX 600は+0.4%)は今朝、全般に上昇しているものの、その上げ幅は小幅にとどまっている。アジア太平洋市場がまちまちの展開となり、地政学的環境の不透明感と利回りの高止まりが続くなかでも、きょうは堅調だ。 欧州のセクターは全般に強い上昇基調にある。オプティマイズド・パーソナルケアが首位となり、小売と消費財が僅差で続いている。下落しているのは基礎資源で、利回りの高止まりと地政学的な不透明感のなか、金属分野への圧力が続いていることがセクターの重しとなっている。テックも下位に位置しており、夜間にSKハイニックス(-5%)とサムスン(-5.4%)が示した下落基調を受けている。SKハイニックスについては、傘下のSolidigmが米国でのIPOを目指していることが最近確認された。これにより、SKハイニックスは実質的にSolidigmの将来の収益を分け合うことになる。 主な値動き:バラット・レッドロウ(+13%)/パーシモン(+14%)は、英国のバーンハム首相が、初めて住宅を購入する人々の住宅取得を後押しする新たな購入支援策「Your First Home」を発表したことを受けて上昇。その他、エンテイン(-2%、2026年度のEBITDA見通しはガイダンスレンジの下限)、レクセル(+0.5%、GCGを14億米ドルで買収)。 米国株式先物は全面安で、テクノロジー株の比重が高いナスダック先物(-0.9%)がS&P 500先物(-0.4%)を下回っている。利回りの高止まりとエネルギー価格の上昇が続くなかでの動きであり、テック株は前述のSKハイニックスの報道も重しとなっている。
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