【記者会見】RBAのブロック総裁、インフレ圧力は予想より長く続くと発言。インフレは国内の供給能力をめぐる圧力によって引き起こされており、必要であれば理事会は再び利上げする
RBAのブロック総裁は、根強いインフレ圧力を受けて追加利上げが必要となる可能性があると示した。一方、金融政策はすでに引き締め的であり、リセッションは基本シナリオではない。
速報の内容
インフレ 8月のCPIの数値を過度に重視するつもりはない。 インフレが低下すれば、これ以上の利上げが必要ない可能性もある。 4回の利上げでインフレを減速させるのに十分な引き締めになることを期待している。 RBAがインフレを再び低下させることに自信を持っている。 四半期の基調インフレ率が約0.6%で推移するのを確認する必要がある。第3四半期のCPIは、RBAがすでに把握していることを確認するだけとなる。 金利 金利据え置きと25ベーシスポイントの利上げを検討した。 利上げは豪ドルの経路を通じてインフレに影響する。 インフレを目標に向けて低下させ続けるため、慎重な方法で引き締めることを目指している。 理事会はこの決定を軽々しく下したわけではなく、インフレを低下させるために実施する必要があった。 金利について必要なことを行う。 金利は引き締め的な水準にあり、中立金利の上限に近い。金利がどの程度引き締め的なのかは明らかでない。 本日、金利を据え置くべきだという意見も議論された。 リスク AIによるインフレリスクが高まっている。 中東情勢の影響は、当初の予測を上回るものとなっている。 インフレ上振れリスクのうち一つが顕在化し、二つが高まりつつある。 複数のインフレ圧力により、非常に難しい状況となっている。 予測ではインフレ率が目標に戻ると見込んでいるが、追加的あるいは増大するショックを受け続けている。 経済 失業率は依然として歴史的に低い。 過剰需要を抑える必要があるが、景気後退はRBAの基本シナリオではない。 雇用喪失を伴わずに失業率が緩やかに上昇することはあり得る。 現時点で経済がスタグフレーションに陥っているとは見られない。 失業率が非常に高いとは考えていない。 オーストラリアでは賃金・物価スパイラルは起きていない。 理論上、経済を景気後退に陥らせる必要が生じるシナリオもあり得る。それはインフレ期待が不安定化するシナリオだ。ただし、当然ながらそうならないことを期待している。 金融環境 金融環境を引き締めておく必要がある。 理事会は金融環境が引き締め的だと考えている。 中東 紛争は大きなショックとなっている。 紛争が長引くほど、企業がコストを転嫁する可能性が高まる。 債券市場 債券市場は秩序ある形で反応しているが、RBAは注意深く見守っている。 世界の債券市場は警戒しているものの、動揺はしていないと説明した。
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