米為替市場まとめ:選挙後にブラジルレアル急落、ドルは小幅高
報告書は、ドルの小幅な上昇、選挙後のブラジルレアルの急落、その他主要通貨のまちまちから軟調な動きを記述している。
速報の内容
月曜日、DXYは小幅に上昇した。参加者が今週予定されている多くのリスクイベントを待つなか、通貨固有のニュースフローは乏しかった。主なイベントにはFOMC、日銀、ECBの会合、英国予算案、米PCE、マグニフィセント・セブンのうち3社の決算発表が含まれる。月曜日については、米経済指標の発表もFRB当局者の発言もなかったため、地政学とAIをめぐるセンチメントに焦点が当たった。INGは、リスクのバランスからドルはおそらく上昇分を維持できると指摘。また、AlphabetやMicrosoftなどの第3四半期決算が明らかに期待外れとならない限り、エネルギー価格の上昇とタカ派的なFRB姿勢が今週もドルを下支えし得るとしている。 G10通貨は程度の差こそあれ下落し、G10通貨の中では円が最も軟調だった。一方、世界の為替市場で最も下落したのはブラジルレアルで、ルラ氏が大統領4期目に向けて予想外の勝利を収めた後、急落した。これを受けてブラジル資産は幅広く売られ、USD/BRLは約5.00から約5.60の高値まで上昇した。選挙結果を受け、モルガン・スタンレーはUSD/BRLが5.60を上回る水準を維持し、財政懸念が悪化すれば6.00に達する可能性があるとみている。また、銀行間金利には300~400ベーシスポイントの上昇圧力がかかるとしている。 ユーロは、金曜日にフランスがムーディーズによる格下げを免れた後、当初は堅調だった。一方、経済指標ではドイツのIfo景況感調査はまちまちだった。しかし、その後ユーロは上げ幅を縮小し、EUR/USDは1.1173~1.1227のレンジで取引された。
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